一般の人が好む不動産カテゴリー

リゾート地の物件選び

経済が上向くと、リゾート物件を購入したい人が増えます。別荘を持つ事は、一般市民にとって今でもあこがれの的だからです。また最近では、老後の生活拠点としてリゾート物件を探すケースも多いようです。インターネットが普及し、都心に暮らさなくともあらゆる情報が入ってくる時代になったのも影響しているでしょう。老後は、いつでも温泉に入れるリゾート地で、気兼ねなくのんびりと暮したいと望むならば、50代のころから物件選びをスタートした方が良いでしょう。引退後にじっくり考えればよいと思いがちですが、60代では、腰が重くなって計画が進まなくなりがちです。

リゾート地を選ぶコツですが、今までに旅行した中で気に入ったところをいくつかピックアップしてみる事です。現在の住居から、あまりに離れた場所ですと、独立した子供たち、親類や友人を招くのも大変になります。出来れば、公共の交通機関で日帰りが可能なエリアで候補地を絞り込みましょう。新幹線が九州や東北を網羅する時代ですから、広範囲に及ぶと思われますが、出来れば交通費が少なくて済む距離をお勧めします。

夏の暑さから逃れられる高原にするか、海まですぐの場所にするか、ウィンタースポーツを楽しめる場所にするかも悩みどころです。また、新しく開発されたリゾート地は、今後の発展が未知な部分も多、慎重に検討した方が良さそうです。既に歴史のある場所でしたら、中古の家もたくさん市場に出ているので、実際に足を運んで確かめてみましょう。

2014年開業の北陸新幹線により、上越は新潟一の都市になるかもしれません。元々は上杉謙信の本拠地だった上越ですが、ここに開かれる予定の上越駅(仮称)は、東京をはじめ、大宮・横浜・宇都宮などの首都圏の大都市や福井などを2時間の到達時間圏内とします。これにより今より小旅行やビジネス目的での来訪が増えることは間違いないでしょう。

また、逆に東京方面から新潟県に入って第1番目の駅が上越(仮称)駅になります。首都圏と北陸圏をつなぐだけでなく、新潟と富山・金沢をつなぐ結節点として交通の要所となり様々な面での都市の活性化が期待できます。これからを見越して住もうという方も既にいるかもしれません。