一般の人が好む不動産カテゴリー

住宅ドアのメンテナンス法

なんとなくドアの立てつけや閉まりが悪くなった。そんな場合、蝶番に原因があることも少なくありません。ギーギー鳴ったりガタガタしたりするのは、潤滑油の不足やねじのゆるみが考えられます。潤滑油が不足していると音が気になるだけではなく、放っておくと金属の摩耗を早めて故障の原因にもなりかねません。蝶番は何年も使っていると傷んでくるもの。開閉がスムーズではなくなったら、蝶番を点検して調整しましょう。

潤滑油が不足していたら、まずは防錆潤滑剤をスプレーします。1度スプレーしたらドアを何度か開閉し、潤滑剤をしみこませます。十分に潤滑剤がしみこんだら、ドアの下に木片や雑誌などをはさんでドアの高さを正しい位置に固定してください。次はねじを締めなおす作業です。蝶番のねじのゆるみをプラスドライバーで締めなおすのですが、上の蝶番はゆるみやすいので特にしっかり締めましょう。まだグラグラするようなら柱側の蝶番をはずし、名刺などの厚紙をはさんで締めなおします。

次は蝶番を取りつけるねじ穴の補修作業です。ねじ穴が大きくなって今までのねじがぴったりはまらない時には、同じ径の長めのねじと交換するといいでしょう。欲しいねじを簡単に調べられるのはやはりインターネット。ねじやナット、ボルトを販売している通販サイト「ねじナビ。」では取扱いの種類が豊富なだけではなく、1本からのバラ売りにも対応しているので欲しいねじをすぐにゲットできます。14時までに注文すれば即日発送も可能。ドアは違和感に気づいたらすぐに直したいものですから、こうやってすぐに届けてもらえるのはありがたいサービスです。

本格的にねじ穴を補強するには径に合わせて割りばしなどを削り、差し込んでからねじを締めるのがいいでしょう。まず、割りばしを少し太めにカッターで削ります。その割りばしに穴の深さくらいにまんべんなく木工用ボンドをつけて金づちでねじ穴に打ち込み、平らにカッターナイフで削りとります。打ち込みが終わり木工用ボンドが乾いたら、四方キリで穴を開けてプラスドライバーでねじを止めます。こうすることでしっかりと立てつけを直すことができます。gf0110067022w