出張や単身赴任、あるいは家の建て替えのための一時利用などの目的で、マンスリーマンションの利用を検討することもあるかもしれません。マンスリーマンションとは1ヶ月単位で住むことのできるマンションのことで、ホテルと通常の賃貸物件のちょうど真ん中に位置します。
ところで、検索エンジンで「マンスリーマンション」と検索すると、検索候補に「高い」というワードが出るのはご存知ですか?一方でマンスリーマンションはお得であると謳っているサイトや業者もあるため、「実際は高くつくの?それとも安上がり?」と疑問に思うこともあるでしょう。
今回は、「マンスリーマンションは滞在場所として本当にお得なのか?」ということを、家賃をはじめとした複数の視点から解説していきます。
マンスリーマンションは通常の賃貸物件と比べると、同一の物件であっても家賃が高い傾向があります。通常の賃貸物件であれば、月々の家賃はマンスリーマンションよりも安く、入居時の敷金・礼金や月々の管理費、光熱費などを加味してもマンスリーマンションと通常の賃貸物件の必要経費の差は、L社管理の東京都港区のマンションでは2倍程度と、確かにマンスリーマンションの方が高くつきます。
しかしこれだけでマンスリーマンションの方が割高で損をするということにはなりません。マンスリーマンションのメリットには、家具や家電が備え付けられている点、通常の賃貸物件よりも短い期間で退去することができる点が挙げられます。1年未満の滞在であれば、マンスリーマンションは十分に元を取れる高さであると言えるでしょう。
特に家具家電の持ち込みが不要ということは大きなアドバンテージです。「家具・家電」というと、どうしてもテレビや電子レンジ、ベッドなどの大きなものを思い浮かべてしまいますが、快適に過ごすためには室内を周囲の目から遮る必要があります。そう、カーテンです。通常の引越しの場合、「ついうっかり」で忘れてしまいがちなカーテンも、マンスリーマンションならはじめからついています。なお、家具や家電はレンタル品である場合がほとんどですので、勝手に交換することはできません。壊してしまった場合や動かない場合は管理会社にすぐに連絡するようにしましょう。
実はマンスリーマンションのためだけに建てられた、マンスリーマンション専用の物件は多くなく、通常の賃貸物件や分譲マンションの一部をマンスリーマンションとしても利用しているということがほとんどです。そのため、マンスリーだから壁や床が薄いということはありません。
とはいえ、そもそも構造の都合上、音が響きやすいという場合もあります。いずれにせよ他の入居者のことを考えて、一人ひとりが大きな音を立てないように注意する必要があるでしょう。女性の方はハイヒールの音、男性の方はドアの閉め方に気を付けるだけで音が響きづらくなります。
いかがでしたか?一言でまとめますと、マンスリーマンションはやはり「短期利用がお得」です。
出張などのビジネス用をはじめとして、様々な用途に使えるマンスリーマンションを探すなら、マンスリーマンション事業のパイオニアであるミスタービジネスのサイトを利用してみましょう。「バス・トイレ別」「オートロック」など、通常の賃貸物件でもおなじみのこだわり条件などから希望の物件を検索することができます。